信濃町には、こんなかわいい馬たちがいるんですよ。現在11歳の和種馬の血を引く雪丸と茶々丸です。
彼らが暮らすのは、黒姫山の麓に佇むC.W.ニコル・アファンの森財団のホースロッジ。
「日本の美しい自然と自然を慈しむ人々の心を取り戻したい」と、自ら荒廃した森を買い取り、35年の歳月をかけて生物多様性豊かな「アファンの森」を育ててきたニコルさん。
そのニコルさんが、森を再生するパートナーとして「働く馬を復活させたい」という想いから、2015年に2頭がここへやってきました。森づくりのために間伐した木を馬が引いて搬出する「ホースロギング(馬搬・ばはん)」を行うためです。
ただ、日本ではすでに馬搬のできる馬や人が、ほとんどおらず、雪丸茶々丸は目下、修行の真最中だそうです。森の中で良いお仕事がスムーズにできるように、馬と人がお互いの気持ちを理解し合える様になることがとても重要だと。
温和で人懐こい雪丸と茶々丸。馬と働くことで生まれるコミュニケーションの楽しさを一般の方にも体験してもらおうと、馬とふれあいながら心を通わせるプログラムの形ができました。季節の良い時期を選んで、お客様をお迎えしています。
体験!馬とのふれあいプログラム
馬を理解するためにブラッシングをします。気持ちがいいと目がとろーんとしてきます。
鞍のない馬の背中に乗せてもらい、馬の首やおしりを触りながらストレッチしたり、リラックスしたり。体温がじんわりと伝わってきます。
引き馬も体験させてもらいました。馬の半歩先を歩くのですが、意外とペースが速い!心を通わせながら歩調を揃えて歩けると不思議な感動が・・・
アファンの森財団 ホースプロジェクトの取り組み
アファンの森財団の「ホースプロジェクト」では、3つの取り組みを行っています。
伐採した木を馬が引いて搬出する「ホースロギング(馬搬・ばはん)」。
馬が田畑を耕し、堆肥も利用する「ホースファーミング(馬耕・ばこう)」。
そして、馬と触れ合ったり、一緒に里山の森を歩いたりするエコツーリズム。
馬と心を通わせる中で、自分の暮らし方を改めて見つめるひととき。ぜひチャンスを見つけて、ホースプログラムを体験してみてください。馬とのふれあいプログラムの受付は5月以降から、お気軽にお問い合わせください。
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